スマホから大切なアプリを誤って削除してしまったことはないでしょうか。アプリケーションは再インストールすれば元通りに戻せますが、中にはデータが失われて困る場合も。
本記事では、Android端末とiPhoneでアプリ削除後の復元方法を解説します。Google PlayストアやApp Storeからの再インストールが基本ですが、バックアップデータを使えばアプリ内データも復旧可能。また誤削除を未然に防ぐ方法もあわせてご紹介します。
スマホライフをより便利にすごすために、アプリの復元方法をマスターしておきましょう。
誤って削除したアプリの復元方法
スマホからアプリを間違って削除してしまった場合、再インストールすることで復元可能です。Android / iPhone別に簡単な復元手順をご紹介します。
【Android / iPhone】削除したアプリを復元する方法
Google Playストア、App Storeから再インストールすることで復元できます。
それぞれGoogle Playストア、App Storeを開き、検索窓でアプリを検索して再度インストールしましょう。
iPhoneの場合、以前インストールしたことがあれば、「入手」ボタンではなく雲マークに矢印がついたマークになっています。そのマークをタップすることで、アプリを再インストールできます。
【Android】削除したアプリを復元する方法
Androidで誤ってアプリを削除してしまった場合、Google Play ストアから再インストールすることで復元できます。
まずは、デバイスでGoogle Play ストアを起動し、画面上部の三本線のメニューアイコンをタップしてください。メニューから「マイアプリ&ゲーム」を選択します。次に「ライブラリ」タブをタップすると、過去にインストールしたすべてのアプリが表示されます。ここから復元したいアプリを見つけ出して再度インストールしてください。
有料アプリの場合でも、同じGoogleアカウントでログインしていれば、アプリの内容もバックアップされており過去の購入履歴が残っているため、再購入する必要はありません。
また、ログインが必要なゲームアプリなどの場合、以前と同じアカウントでサインインすれば、過去のプレイデータを引き続き利用できることが一般的です。時間をかけて進めてきたゲームの状況や、アプリ内で獲得したアイテムなどを失うことなく、スムーズにアプリを再開できます。
【iPhone】削除したアプリを復元する方法
App Storeから再インストールをします。
App Storeを開き、画面右上の人型のアイコンを選択すると、アカウント情報が表示されます。次に「購入済み」をタップし、「このiPhone上にない」タブを選択。すると過去に削除されたアプリが表示されます。その中から誤って消去したアプリを探し出し、その横にある雲と矢印のアイコンをタップすると、アプリが再インストールされます。検索機能も利用できるため、目的のアプリを迅速に探し出すことが可能です。
また、iCloudにバックアップを取っていない状態でアプリを削除してしまった場合、アプリ内データがリセットされてしまう可能性があります。そのため定期的にバックアップを取ることをおすすめします。
アプリを誤って削除してしまうことを防ぐ方法
アプリを誤って削除してしまうことを防ぐ方法をAndroid / iphone別にご紹介します。
【Android】誤った削除を防ぐ方法
Androidデバイスでアプリを誤って削除するリスクを減らすには、「Nova Launcher」というホームアプリを利用すると良いでしょう。
このアプリをインストールし、「Novaの設定」に進み、「デスクトップ」のセクションを選択します。次に「高度な設定」を開き、「ホーム画面のロック」オプションをオンにします。これで、アプリアイコンを長押ししても「ホーム画面はロック中です」と表示され、アプリの移動や削除ができなくなります。アプリの移動や削除を行いたい時は、設定を一時的に解除する必要がありますが、これにより誤操作によるアプリ削除を防げます。
【iPhone】誤った削除を防ぐ方法
iPhoneでのアプリの誤った削除を防止するには、「スクリーンタイム」機能を使うのが効果的です。設定アプリを開いて「スクリーンタイム」を選び、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして、「コンテンツとプライバシーの制限」のスイッチをオンにし、次に「iTunesおよびApp Storeでの購入」を選択します。「アプリの削除」の項目が「許可」になっていればそれをタップし、「許可しない」を選びます。
この設定を変更すると、ホーム画面からアプリを削除しようとしても、「Appを削除」のオプションが表示されなくなり、誤ってアプリを削除するリスクを減らすことができます。設定の変更にはスクリーンタイムのパスコードが必要となるので、セキュリティも保たれます。
ホーム画面から削除したアプリを戻す方法
誤って削除してしまったと思っていたが、実はホーム画面から削除したり非表示にしただけで完全に削除していなかったというケースもあります。
アプリアイコンを非表示にするには、該当するアプリアイコンを長押しして、Androidの場合は「削除」にドラッグします。iphoneの場合は、アプリアイコンを長押しして「Appを削除」を選択後、「ホーム画面から取り除く」を選択します。
これにより、アプリはデバイス内に残った状態で、ホーム画面からはアイコンが消えます。
再びアプリをホーム画面に追加したい場合は、アプリドロワー(アプリ一覧画面)から該当のアプリを選んで長押しをし「ホーム画面に追加」を選択、またはドラッグすることでホーム画面に追加できます。
まとめ
本記事では、AndroidとiPhoneで誤って削除してしまったアプリを復元する具体的な方法を詳しく説明しました。Google PlayストアやApp Storeから簡単に再インストールが可能で、バックアップを活用することでアプリ内のデータも復元することができます。誤ってアプリを削除してしまった際には、この手順を試してみてください。これで大切なアプリとデータを素早く取り戻すことができます。安心してスマホライフを楽しんでくださいね。
